親分肌でお人好しの伯父貴は、現場の帰りによく近所の店でおごってくれた。
伯父貴は名前を虎吉といって元はプレハブの職人。
僕は学校が休みの間、アルバイトで仕事を手伝っていた。
その店は、「とみ子」というカウンターだけの小さい小料理屋で、
ママさんは美人とは言えないけど、家庭的でどことなくお色気もあった。
伯父貴はそのママさん目当てで毎日のように通っていた。
たいてい十時頃になってくると、僕を邪魔者あつかいして
「明日も早いぞ、そろそろ帰って寝ろ」
「伯父貴は?」
「俺はまだ飲んでくよ、とみ子、酒!」
「やめてよ虎さん、あたしたち出来てるみたいじゃない」
「へへへへ・・」
そうやってニヤニヤしながら何時までも飲みつづけている。
たぶん追い出されるまで帰らないんだと思う。
伯父貴はママの話になるといつも鼻の下が伸びてくる。
「へへへ、じつはな、俺とママは出来てんだよ」
「本当?いつから?」
また始まったぞ、伯父貴お得意のエロ話が・・
「ん?あの店へ行きはじめたのは5〜6年前だな
最初は仕事帰りにたまたま入ったんだ
ある日現場が休みで早めに「とみ子」へ行ったら
「本日定休日」ってなってるからがっかりしてたら
たまたまママが買物から帰って来てよ
「あら虎さん今日はお休み?」
「うんここも休みかい?」
「飲みたいの?」
「うんいいかい?」
ってまあそんなはなしで店に入っていつもの席に座わると
ママがいつもの酒とつまみに昨日の残り物を出してくれる
世間話をしながら飲んでいると
明日の分の仕込みを終えたママが
「ねぇ虎さんよかったら奥で飲まない?」って言うんだよ
「いいのかい?」って聞くと
「私も飲みたいからね上がって」ってへへへ・・
それで今度は店の奥へ行ってママと水入らずで飲み始めたんだ
なあいつかこんなふうになんねえかなって思ってたんだよ
なんでもママは二十年も前に旦那を亡くしてよ苦労したって話だ
そんなママの身の上話を聞きながら注しつ注されつしているうちに
気がつくとママの手が俺の膝に乗ってんだよ
「そりゃあたしだって生身の女ですからね何人か男は知ってるわよ
でも今じゃ独り身なのよ・・」ってそんなこと言うんだよ
へへへその時思ったんだ今日はいけるんじゃねえかって
ママの肩に手をまわして適当に相づちを打っていると
膝にあったママの手がいつのまにかこっちへ移動してきて
なにか探ってるから俺もその気になっちゃってよ
衿から手を入れたら暖かいお乳が二つあったから揉んだんだよ
そしたらママの息がだんだん荒くなって俺に抱きついてきてよ
チャンスだと思ったからそのまま押し倒しちゃったんだ
裾をまくって腿をさすったらすべすべなんだよいい手触りだったぞ
撫で上げたりなで下ろしたりしながらだんだん上の方へ手をすべらせて
とうとう内股の大事なところに辿り着いたんだ
そしたらおめえもうパンツを濡らしててよ
こっちもさっきから我慢汁が出て息子がぴくぴくお辞儀してる状態だったからよ
パンツを脱がせて濡れてるところへ指をやったらお迎えでとろっとろだよ
ママが腰をくねくねさせて
「ねえ虎さん早く入れてー」ってねだるから
太いのを出したらママの手が伸びてきてこっちよって案内してくれてよ
ちょっと押したらヌウッと入ったんだよ気持よかったなー(ため息)
しばらく入口で様子を見てゆっくり突き上げると
「ハァーッいい虎さんいいよ」って
薄目をあけてこっちを見て
俺の動きにあわせて持ち上げてな
奥の方からじわーっと絞めるんだよ
俺が突くと押し出すように絞めてくるから
こっちも負けずに押しかえしてよ
そしたら今度は引っぱるように絞めてくるじゃねえか
ありゃーだいぶ経験を積んでるな男の・・
ふーふー言いながら押したり引いたりやってると
そのうちしっくり納まったから
だんだん動きを早めるとお互いリズムがついてきてよ
ぐいぐい突くとママも腰をぐりぐり振ってしがみついてきて
「あーッいいよーっ虎さんーっひいーッ」ってすごい声あげてよ
身も世もない声っていうのかな分んねえけどそういう声だよ
あんまりよがるんでこっちも出したくなってきてよ
「逝っていいかい?」って聞くと
「ああいいよ遣って・・」ってかじりついてきたから
後はもう夢中になってぺたぺたぺたぺた・・
俺が腰をブルッと震わせてドクドクドクっと遣ると
「あーッ虎さんあーッイ、イクーッ」って向こうも気を遣って
腰をがくがくさせて逝っちまったんだ
終わったら二人とも汗びっしょりだったよ
あの時のママのよがり方はすごかったなあ
永年あっちがご無沙汰だったんだから無理もねえけどよ・・」
・・伯父貴は自分の話に自分で興奮して肩で息をした。
伯父貴の話はどこまで本当だか分かったもんじゃない。
そのうちママに会ったら聞いてみようと思っていた。
たまたま「よし子」の前を通りかかると
店の前でママが鉢植えに水をやっていた。
「こんちは」
「あら、きょうは一人?」
「ええ、今日は学校だったんで」
「まあ、学生さんだったの、偉いわねえ」
「べつに偉くは・・ところでママに聞きたいことがあるんだけど・・」
「え!あたしが虎さんと?まさかぁ」
「でしょう、変だと思ったよ」
「まあ、ここじゃ何だからちょっと入らない?」
店の中へ入って、僕がカウンターに座ると
ママさんは仕込みをしながら
「ビールでも飲む?」
「じゃあ貰います」
「虎さんとは仲良くしてるから、怪しいと思われても仕方ないけど
やってないわよ、虎さんとは」
「たぶん伯父貴の願望でしょう、そうだったらいいなって」
「でも嬉しいわ、虎さんからそんなに思われて」
「伯父貴だけじゃないですよ、ママさん魅力あるもん」
うっかり煽ててしまった。
するとママが仕込みの手を止めてこっちを見た。
「ねえ、よかったら奥で飲まない?」
「え?奥で、ですか?」
「ゆっくり話でもしましょうよ、ね、上がって」
どこかで聞いたような展開になってきた。

