それは坂というより崖といったほうがよかった。

むかし、這って行かなければ上っていけない坂道だったから、そんな名前が付いたんだろうよ。

地元の人はそう言った。

あたしの唇は、お客さんのカエルのような白く肥ったお腹を這い上がるようにして乳首に到達した。

男性の小さな乳首を舌で執拗に舐める。

「雨は降ってますか」

「いや、今日は降ってないよ」

「梅雨明けですかね。今年はがっつり降ったなあ」


男性は目を閉じていた。

朝、居間のサッシ窓に蛞蝓が這っていた。


ちゅぷちゅぷ唇をゆっくりと男性の下腹部へと移行させていく。

「少し立ってきましたよ」

「少しやる気が出てきたよ」


「ああ、でも股間の息子は反抗期なんだ。そっぽを向いてしまうんだよ」


今度は、その股間の一物をお口でケア。

「あっ、あっ」

ぬあおっ

意味不明の声とともに上半身が45度浮いた。

突然逝ってしまわれるのですね。

びゅるびゅると発射された男性の白い種はベッドのシーツの上に飛び散った。

「二回逝けますか」

「二回分は溜まっているんだが」

「ぱんぱんに(?)」


ベッドで大の字に横たわる男性の二の腕を枕に添い寝。

男性は目を閉じ、寝てしまったのか。

そうしてしばらく経った後おもむろに二回戦に突入。


居間のガラス窓には蛞蝓が這っている。

二回戦か。慌てて思い浮かべた抜きネタはブルマを穿いた太腿ムチムチの少女。

さらには急な坂道をジョギングする遠い過去の記憶の中の隣のお姉さんの優しげな面影。

あおっ

また今度もシーツの上に飛び散らせた大量の白い種。

「思い出したよ」

最後は身近な方で果ててしまわれたのですね。